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捨てられた土地 ジャングル


ジャングルに入ってすぐ、モノリスとゲートのそばで
考古学者がキャンプをはっていた。


流石ジャングル。大昔に栄えた場所だけあって
歴史的価値の高いものが沢山眠っているようだ。

ところで 流れに任せてジャングルへと入ってきたけど
実はあまり探索をする予定はない。

何故なら 今回の僕らの目的は、ジャングルにあるかもしれない
”ゲート”をアクティブにする事だから。

(ゲートとモノリスはどちらも一瞬でワープ出来る装置だけど
モノリスはセーブポイントも兼ねていて
起動できるのは常に何処か一箇所だけだけど、
ゲートはセーブ出来ない代わりに いくつでもOKなんだ。)

いずれ ここに来なくてはならない時、
今のうちに扉を開いておけば楽ちんだろうと そう考えた。

砂漠でさえ敵が強くなっているのに それ以上強くなっているであろう
場所をうろうろ出来ないというのが正直な所だけどね(笑

だから 行く道はもう決まっている。
ゲートがあるとすれば人が居る場所。
ジャングルに街があるかは分からないけど、
あるならきっと道が続いている先。


そう思って、大群で押し寄せる黒ヒョウから逃れひたすら突っ走る。

そしてその先にあったのは・・・


遺跡。それも とても大きく、なかなか綺麗に残っている。

かつてハイエルフが暮らした都市、シリア・デリスというらしい。
本当なら こんな立派な遺跡を観光したい所だけど
空飛ぶ魚のようなモンスター(しかも強い!)がうじゃうじゃいて
ゆっくりできなかった。道も ここまでしか通っていないようで
ゲートは一つも見つからなかった。

仕方なく引き返し、砂漠の探索を再開する事にしたよ。
ジャングルから出て 東に進み そして北上する。

大分進んだところで エル・ダラグという街についた。

あ、そういえば大事な用事を頼まれていたんだった。

僕はおもむろに 鞄からポスターを取り出し
適当な壁に それを貼り付けた。


天使「? 何してるの?」
犬「ポスター 貼ってって頼まれたじゃん。」
天「・・・?」
犬「えーっと   ほら、オアシスで恋人募集とか何とか・・・」




そう、あれは確か・・・・

******************************************************


犬「あれ?こんな所にレタスがあるよ!」
天「すごいな。砂漠でも こんな作物が取れるなんて」
アーテグ「ふふふ。そうだろう、そうだろう? これは俺が育てたんだ」

犬「へー。大変そうですね。」
ア「まあな。手間隙かけた割には あんまり儲からないけど、
  食っては行ける。何より土いじりは楽しいから いい。」
天「全部一人で?」
ア「ああ。手伝いを雇う余裕は無いんでね。 しかし・・・」

犬・天「・・・?」
ア「ときどき 思うんだ。 特に夜な。
  知っているか? 砂漠の夜は長くて厳しい。
  コオロギの鳴く声や 巨大スパイダーの血を吸う音を聞いていると
  女がいたらなと 切なくなってくる。
  ここにはいないが どこかに結婚したがっている女がいるかも
  知れない。 それでポスターを作ってみたんだ。」

天「は?」

ア「見てくれ! 砂漠の農家の恋人募集! 結婚も可。
  このポスターを コラム、サルム、エル・ダラグに
  貼ってくれ! 長旅なのは分かってるが
  哀れな子羊を救ってくれないか?」


******************************************************



天「あーあーあーあー」

思い出したらしい。

天「無理無理、貼るだけ無駄。できっこない。捨てとけ。」
犬「何言ってるんだよ。こうやって宣伝と言うか、
  アピールするのは大事だと思うよ?」


天「アピールは良いけど 何で他人任せなんだよ。
  まあ、砂漠はこれだけ危険だから、
  コラムとエル・ダラグはまだしも、自分の住んでるとこまで
  あたし達に頼むって おかしいでしょ?
  そんなニンゲンに連れが出来るわけが無い。」
犬「・・・みんなさ。」
天「うん?」
犬「セラフィムの事、天使だと思っているから
  ゲン担ぎっつーか 神頼みのつもりでいるんじゃないかなぁ?」
天「いやー。アレは違うな。
  ただの使いっ走りにしてるだけだと思うけど?
  大体、どいつもこいつも あたしの事何だと思ってるんだ。
  雑用ばっかり頼んできたりしてさ!
  あたしにはね エリートモンスターを倒すっていう
  大事な仕事があるんだよ。それなのに あれ以来全然・・・ブツブツ」

犬「いや、それは特に使命じゃないから・・・。」


あー。 不機嫌の原因はソレか。
ホワイトグリフォン以来、エリートモンスターと出会っていない。
セラフィムは 野良で生息しているボスクラスのモンスターを探し出し、
戦いたくて仕方なかったらしい。

しかし、このセラフィムの不満が
今後の僕たちの旅路の方向転換の切っ掛けになろうとは・・・。

  

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